Tale

Twitterで表現できない程度の長文を記録しています。

同じミスの発生確率を極限まで低くする方策

はじめに

 プログラム同様、僕たち人間にもバグが存在する。そして僕たち人間の最も愚かなことの一つとして”同じミスを繰り返してしまうこと”が挙げられる。

 プログラムにバグが見つかったら、プログラムに詳しい人を呼んで、訳のわからない文字を削ったり訳のわからない文字を書き加えたりしてもらえば即座に解決する。そして(基本的に)同じミスは犯さない。

 しかし、人間の場合はこうはいかない。僕の事例を見てみよう。

 

愚かなる僕「頼まれた仕事終わりました。(スーパーデリシャスウルトラワンダフルスマイリードヤ顔)」

先輩「(さっき教えた)この仕事まだ終わってないよ。」

愚かなる僕「申し訳ありません。(んあああああああああああああああ!!!)」

 

 狂おしいほどにダサすぎる。僕ほどのメンタルの弱さをもってすれば、ウィスキーストレートをかっこんで枕を涙で濡らしながら眠りにつき、スーパーデリシャス(以下略)顔をしている僕の顎を体重の乗ったコークスクリューで撃ちぬく夢を見るだろう。

 しかし、自己否定を通した自己陶酔に浸ることは今僕たちがすべきことではない。せっかく枕を涙で濡らしたのだから、どうすればいいのかを考えよう。そうしてはじめて、顎を撃ちぬいた甲斐があるというもの。

 そこで、愚か者かつ若輩者の僕が考える”同じミスの発生確率を極限まで低くする方策”を言語化する。

 

 

本文

<結論>

 スマホのロック画面にメモの写メを登録する。

 

<背景>

 メモをとるだけでは(少なくとも愚かな僕は)この問題を解決することはできない。そもそも、二度目のミスをするケースにおいては忘れていることを忘れている。したがって、メモを自発的に確認するという行動すらも忘れてしまう可能性が高い。(こんな救いようのない馬鹿ばかりではないだろうが)

 

 だからこそ、無意識的な行動の中にメモを確認する行動を組み込むという発想が個人的に必要だった。そこで”スマホのロック画面にメモの写メを登録すること”に行き着いた。

 スマホを確認することは誰もが無意識かつ頻繁にやっていることのように思われる。僕の場合も、特に何があるというわけではないが、しょっちゅうスマホのホームボタンを押してロック画面に映る大好きな女優を視界に入れている。

 

 非常に惜しい気もするが、大好きな女優の画像から、メモを書いた簡素な紙を写メったものに変更しよう。

 自発的にメモを確認することも簡単だ。スマホのホームボタンを押せばいいだけ。かつての僕がしていたように「スマホのホームボタンを押す→パスコード打ち込み→アイコンふにゅん→Evernoteを開く→しばし待つ→ノートを探す→ノートをクリックする→しばし待つ→メモを確認する」というドMステップを踏む必要性はもはや存在しない。

 そして、この方法の最大のメリットは目に触れる回数を増やすことで効率的に記憶に定着させられるという点だ。大学受験のときに参考にした理論として”エビングハウス忘却曲線”というものがある。別に大したことじゃないが、繰り返し目に触れることで記憶の定着が効率的にはかられるというものだ。たとえば、英単語を1日10個ずつ覚えるより、同じ期間を費やして1日100個ずつ覚えてそれを10回繰り返す方が記憶に定着するというわけだ。

 別に無意識で確認するだけでもいい。トイレに行ってスマホをちらっと開けば「あ!これ忘れてた!僕のバカ!!」と気づきつつ、スーパーデリシャス(以下略)顔で修正し仕事を完遂させることが可能なのだ。

 

 

おわりに

 もしかしたら「お前がバカなだけじゃん!?無能が。俺なら私なら僕なら小生なら同じミスはそんなことしなくても大丈夫だプンスカ。」という人もいるだろう。しかし、冒頭に確認した通り僕は愚かなのだ。そして、そんな愚か者たちを僕は多く見てきてもいる。愚か者ではない、プログラム染みた脳みそをお持ちの方々は僕たち愚か者を見下したうえで無視してください。僕もそんな有能になってみたいものです。